寄り亀の所有機材を紹介します。初回は寄り亀のメインカメラその1、富士フイルムのミラーレス一眼X-T20です。2018年3月に中古良品(ボディのみ)を65,800円で購入しました。上の写真のレンズ2本はX-A1のキットレンズです。
〔導入の経緯〕
富士フイルムのXマウントはX-A1のWズームキットが初体験でした。期待以上の写りと色の良さに魅了され、X-T1や単焦点レンズを加えて使ってきました。X-T1はお気に入りのカメラでしたが、センサーが変わったX-T2かX-T20を使ってみたくなり、軽量でタッチパネル搭載のX-T20に入れ替えました。
〔使ってみて〕
主にX-T1との比較で感じた点ですが、
①画像の精細感が増しました。また、AF精度が向上しピンボケ写真が減りました。
②自分の用途では連写速度・枚数とも必要十分で不満はありません。ただ、運動会等では連写可能枚数に不足を感じるかもしれません。
③タッチパネルが搭載されたことで、AFエリアの選択や画像の取り扱いがラクになりました。
④ファインダー倍率は下がりましたが、何とか実用範囲内です。
⑤画像を等倍で比べると暗部ノイズが増えましたが、写真として見たときに不満を感じたことはありません。
⑥MF時の画像拡大倍率が物足りず、適宜フォーカスピーキングを併用する必要があります。
といったところです。④については、寄り亀は背面液晶を使うことが多いためあまりストレスを感じずに済んでおり、結果的にX-T1から乗り換えて大正解でした。
〔ドレスアップ〕
X-T20はグリップが小さく、F1.4の重いレンズを付けるとちょっと心許なく感じていました。そこで、ドレスアップも兼ねてハンドグリップを探したところ、アリエクスプレスのSuperior Selection By Austinというショップで気に入ったものを見つけました。軽量コンパクトが少々スポイルされました(と言っても+59g)が、バッグからの取り出し易さ、持ったときの安心感、更にアルカスイス対応と、メリットの方が勝っています。
〔作例〕 ※縮小画像ですが、ご参考まで。
XC50-230/4.5-6.7の広角端(50mm/F4.5)と望遠端(230mm/F6.7)の作例です。ISO 200。
こちらはXF23/1.4の作例です。開放、ISO 3200、10秒。
〔最後に〕
とにかく軽いので、持ち出すのに覚悟がいらず使用頻度が上がります。最初の写真のセットで実測981gしかありません。この軽さで35mm換算24~350mm相当をカバーできて、この使い勝手で、この画質で、そしてこの色!望遠ズームが要らなければ588gと超軽量!現時点で寄り亀おすすめNo.1のカメラです。