Vivitar 100mm F2.8 MACRO その4

レンズ

その3まではα7Sで検証してきましたが、本レンズの解像力を引き出すためにより高画素なボディでの作例を掲載していきたいと思います。使用するカメラはフジX-T30(APS-C・2610万画素)です。

早速作例いきます。先ず画角の確認から。

Vivitar 100mmF2.8マクロ 開放
中央部等倍切り出し(F2.8開放)

Vivitar 100mmF2.8マクロ F4 ボケ量は減りますが、ボケ方はこちらの方が自然に見えます
中央部等倍切り出し(F2.8→4) 被写界深度が深くなっただけでなく、甘さが無くなりました

Canonと比較してみましょう。

EF100mmF2.8L IS MACRO 開放
中央部等倍切り出し(F2.8開放) コントラストが高くボケ味もきれいです。

Vivitarの作例とピント位置が微妙にズレてしまっていますがご勘弁を。開放でのコントラストはCanonの最新マクロレンズに分があるものの、こと解像力については互角です。なので、やはり寄り亀的には実際の運用上(F4以上に絞るので)、実質的にCanonの優位性は無いことになります。

参考までに、ワーキングディスタンス(レンズ先端から被写体までの距離)はどちらのレンズもほぼ一緒でした。Canonはインナーフォーカスで全長が変わらず防塵防滴なのがいいですね。フードが嵩張るところがちょっと残念ですが。

・・・

次はVivitar 100mmF2.8 MACRO+X-T30によるフィールドでの作例です。画角と等倍切り出しの順で。

Vivitar 100mmF2.8 MACRO 絞りF8(たぶん) 羽化してまだ翅の白さが残るアブラゼミ
等倍切り出し
Vivitar 100mmF2.8 MACRO 絞りF8(たぶん)
等倍切り出し
Vivitar 100mmF2.8 MACRO 絞りF8(たぶん)
等倍切り出し

もっと近づいてみましょう。

Vivitar 100mmF2.8 MACRO 絞りF8(たぶん)
等倍切り出し 三方を向いた単眼のアップ 意外と細かい毛がいっぱい生えているんですね~
等倍切り出し こちらは複眼のアップ

アングルそのまま、ライティングだけ変えて

Vivitar 100mmF2.8 MACRO 絞りF8(たぶん)
等倍切り出し 単眼のアップ
等倍切り出し 複眼のアップ

色気のないアブラゼミも、羽化直後はなかなかフォトジェニックなのですね。

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