Amazonベーシック カメラリュックの収納例

カメラ関連

かつてはカメラボディ1台と2~3本のレンズを持ち歩く程度でしたが、今は用途に合わせた複数のボディとレンズを携行するようになり、容量の大きなカメラバッグが欲しくなりました。

ただ、容量と速写性は相反しており、両立を目指したバッグはあるものの、値が張る上に寄り亀的には両立度合いが物足りないように感じたので、いずれ自作なり改造なりしようと考えています。

それは兎も角、とりあえず収納力のあるバッグが必要なので、Amazonベーシックの22.8Lカメラリュックを入手しました。2969円でした。

両サイドにポケット、右サイドには三脚用のサポートベルトがあります。ウェストベルトも付いています。
ベルト類は長いので、邪魔にならないよう余った部分を丸めています。
ウエストベルトも普段は使わず邪魔なので、バックル部を両サイドのポケットに入れてブラブラしないようにしています。
背中側にはPCやタブレット用にクッション付きの大きな収納スペースがあります。
外側の小物入れスペース。こちらもクッション入りです。メッシュポケットのファスナーにはキズ防止のベロが付いています。
内ポケットの1か所にはフタがあります。
カメラ室と仕切り。上の方は奥行きが小さくなっているのがわかります。
付属のレインカバーを被せたところです。

カメラ室の内寸

奥側の高さ:41センチ
手前側の高さ:38センチ
幅:30センチ
下側の奥行:13センチ
上側の奥行:7~8センチ

収納例1(星景メイン)

E-M5Ⅱ+M.ZD40-150mm F2.8
E-M10+DG15mm F1.7
G8+M.ZD7-14mm F2.8
X-T30+XF16mm F1.4
α7s+LA-EA3+AF35mm F1.4
XC50-230mm F4.5-6.3
M.ZD75mm F1.8

撮影時は、これに三脚2本が加わります。

仕切りの付け方ですが、寄り亀はバッグを立てた時に中身が落ちにくいよう、仕切りの手前が上になるように斜めに付けています。

また、カメラの向きがアマゾン掲載の収納例と異なりますが、ミラーレスはこの向きで収まります。グリップ部が手前になるので、出し入れもし易いです。

余った仕切りは、なくさないようにフタ側に付けてスペーサーになってもらいます。

収納例2(花・虫・風景用)

E-M5Ⅱ+M.ZD40-150mm F2.8
G8+M.ZD7-14mm F2.8
X-T30+XC50-230mm F4.5-6.3
XF16mm F1.4
BORG 60ED+7885レデューサ+MFT用マウント(297mm F5相当)

収納例2に予備バッテリーも入れて、リュックの総重量が6.6kgでした。これに三脚1本を加え近場の野山を徘徊しています。運動不足の解消も兼ねていますが、程よい重さだと思っています。

一度、徘徊中に雨に降られ木の下で雨宿りを余儀なくされました。レインカバーが役に立ったことは言うまでもありません。折り畳み傘も必需品ですね。

まとめ

半年ほど使いましたが、荷物を置く場所のない所での機材の入れ替えやレンズ交換は、ハッキリ言ってやりづらいです。使い勝手にはもともと期待していないので、そこは運用でカバーするしかないのですが。

それにしても、この金額でこの容量のカメラリュックが買えるのは驚異です。作りも決して悪くなく、安っぽくもありません。ハードな使い方をするには不向きだと思いますが、寄り亀のような素人が複数台のカメラを運びたい、という目的を叶える『容器』としては丁度良い製品でした。価格が価格なので、失敗だったら改造ベースにでもするつもりで購入しましたが、見事に裏切られました。しばらくはこのリュックでカメラライフを楽しむつもりです。

10月4日追記)

『運用でカバー』の一例

地面に直置きしなければリュックの底も汚れず、虫による想定外の(というか、想定したくない)トラブルも防げます。

寄り亀の場合、目的地に着いたらリュックは取っ手を三脚のエレベータ部に引っ掛けてしまいます。この状態だとリュックが少し傾くため、カメラ室のフタを開けても中身が落ちません。よって、身体は肩の荷が下りてフリーな状態、機材は全て露出した状態となり、カメラやレンズをとっかえひっかえしながらの撮影も容易です。

なお、上の写真では三脚を普通に開脚していますが、この場合当然重心は偏っていますので、より安定性を求める場合はリュックと反対側の脚を少し縮めてバランスを取っています。

この方法は三脚の機動性が犠牲になりますが、寄り亀の使い道では許容範囲内です。むしろ総重量が増えることでブレの低減も期待でき、一石二鳥です。

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