その3まではα7Sで検証してきましたが、本レンズの解像力を引き出すためにより高画素なボディでの作例を掲載していきたいと思います。使用するカメラはフジX-T30(APS-C・2610万画素)です。
早速作例いきます。先ず画角の確認から。
Canonと比較してみましょう。
Vivitarの作例とピント位置が微妙にズレてしまっていますがご勘弁を。開放でのコントラストはCanonの最新マクロレンズに分があるものの、こと解像力については互角です。なので、やはり寄り亀的には実際の運用上(F4以上に絞るので)、実質的にCanonの優位性は無いことになります。
参考までに、ワーキングディスタンス(レンズ先端から被写体までの距離)はどちらのレンズもほぼ一緒でした。Canonはインナーフォーカスで全長が変わらず防塵防滴なのがいいですね。フードが嵩張るところがちょっと残念ですが。
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次はVivitar 100mmF2.8 MACRO+X-T30によるフィールドでの作例です。画角と等倍切り出しの順で。
もっと近づいてみましょう。
アングルそのまま、ライティングだけ変えて
色気のないアブラゼミも、羽化直後はなかなかフォトジェニックなのですね。